一昨日(火曜日)は、都合により診療の制限を制限させていただきご迷惑をおかけしました。
COVID19の大きな蔓延から、慢性疾患で定期的に経過観察のため通院しているお子さんで、症状の落ち着いているお子さんに対して医師の判断にて遠隔診療をおこなっています。定期的な対面診療(受診診療をうけること)が厚労省からもとめられていることから、1ケ月起きに、対面診療・遠隔診療とする予定です。
対象の方は、診察時に医師がお勧めしますので検討をお願いします。
なお厚労省が求めている、風邪等の初診の遠隔診療は現状を考えるとまだ開始する予定はありません。
※遠隔診療とは、医師と患者が距離を隔てたところでインターネットなどの通信技術を用いて診療を行う行為です。
下のリンクをご覧下さい。
遠隔診療の対象になるのは、慢性疾患で通院中で定期的な経過観察での通院している方で、診察時に主治医に遠隔診療を勧められた方です。初診の方や、症状が変化した時は遠隔診療の対象にはなりません。(厚生労働省)
遠方から喘息やてんかん等で毎月通院している方の受診が、外来診察(対面診察)- 1ヶ月後 - 遠隔診療 -1ヶ月後- 外来診療と交互にできると、通院している方の負担が少なくなると考えられます。うまく運用できるか考えていきたいと思います。
なお遠隔診療には健康保険が適応されますが、予約料が自費で発生します。
ここ数年間ヒブ・肺炎球菌ワクチン等定期予防接種の種類が非常が多くなり無料化が進んだことから、子ども達の病気が30%程度少なくなっています。しかし今年になり定期予防接種の対象外の水痘(みずぼうそう)やおたふくかぜ等がやや見られたりしています。日本では定期接種・任意接種と2つの接種形態がありますが、海外では、予防できる病気に対するワクチンはすべて接種するという考え方で接種されています。現在我が国で任意接種として接種率の低いワクチンも当然接種されています。
海外と同様のレベルまですべき任意接種のワクチンは下記の通りです。
現在毎週行っている食物アレルギーの方に対する、食物負荷試験の今年分の予約は終了しました。10月から12月はインフルエンザワクチンの方が非常に多くなり、例年負荷試験の方の待機するスペースを確保できくなります。予約は来年1月以降となります。ご了承ください。
子供たちに必要なワクチンについてわかりやすく説明しています。ワクチンについてわからないことがあるときは役にたつと思います。
日本小児科学会「知っておきたいワクチン情報」
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=263
6月に当院から撮像した木星・土星です。Cresteron C5 12.5cm + ASI 385(口径12.5cmの小さな望遠鏡にCMOSカメラで動画を撮り、391枚を重ね合わせphotoshop等で加工しました。初めて作った画像です。完全に素人ですが(^^;))
当院初代院長 八木秀次 が平成28年2月2日に死去しました。享年88歳でした。
昭和35年公立佐沼病院に小児科を開設することから東北大学小児科の指示で初代小児科医として赴任。昭和37年に八木小児科医院を開院、以後53年間当地区のほとんどの子供たちのいのち・健康を守ってきました。また現在登米市の予防接種の助成は日本でもトップレベルに進んでいることで有名ですが、その先駆け・基礎を作ったのも院長でした。平成15年に宮城県では予防接種の広域化(宮城県のお子さんであれば宮城県のどの市町村でも定期接種を受けることがでるようなりました。)されましたが、旧登米郡では昭和53年から広域化をはじめ、また現在では予防接種は好きなときに好きな病院で接種できますが以前は集団接種。登米市では個別接種もかなり早い時期から開始しました。また学校保健でも大きな功績残し、平成26年にその功績から瑞宝双光章を授与されました。
今まで長い間皆様からご支援をいただき有り難うございました。
副院長 八木 恒夫
緊急の診療時間の変更のご連絡は、ブログ でお知らせします。
八木小児科医院 副院長ブログ | http://yagiclinic.exblog.jp/ |